隕石コレクション4 カンポデルシエロ隕石

カンポデルシエロ隕石
(Campo del Cielo meteorite)




    分類オクタへドライト IAB
    落下地アルゼンチン チャコ州
    落下年代約5千年前
    発見日1576年
    回収量130000Kg
    寸法幅130㎜ 奥行105㎜
    重さ2243g
    説明★サムプリントが美しいカンポデルシエロ隕石

    アルゼンチンのチャコ州で発見された鉄隕石。名前はスペイン語で「空の草原」を意味します。
    古くからこの地では【空から巨大な岩が落ちてきた】と言い伝えられており、原住民が武器に加工して使用してきたと記録が残っています。
    1576年から1969年に総重量37tのカンポが地中から発見されています。近年ですと2019年にも新たに10t発見され、現在の総回収量は130tを超えます。
    最も有名な鉄隕石の一つです。
    カンポの平均組成は、イリジウム3.6ppm、ガリウム87ppm、ゲルマニウム407ppm、リン0.25%、コバルト0.43%、ニッケル6.67%で、残りの92.6%は鉄で構成されています。
    出回っている殆どのカンポは液体窒素や高濃度の酸処理が施されており本来の隕石の姿を保っておりません。
    本標本はこれぞ隕石!という形状にアーティスティックな佇まいが美しいカンポです。

2024年4月5日
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