隕石コレクション1 ギベオン隕石

ギベオン隕石
(Gibeon meteorite)




    分類オクタへドライト IVA
    落下地アフリカ ナミビア
    落下年代約4億5千万年前
    発見日1838年
    回収量26000Kg
    寸法幅165㎜ 奥行60㎜
    重さ3670g
    説明★巨大なカット標本
    ギベオン隕石は1836年アフリカのナミビアハルダプ州で発見された鉄隕石。
    約4億5000万年前に落下したと考えられ、ウィドマンの八面体構造が美しいことから装飾品、ジュエリーなどに使用され最終的に取り尽くされてしまい現在はナミビア政府に持ち出しを禁止されております。
    真偽は兎も角、日本で最も有名な隕石です。

    ギベオン隕石もウィドマンシュテッテン構造は様々で、構造が裁断されたクラッシュ構造や、カットの仕方によっては格子型など様々です。
    淡い構造が出るタイプや、構造が殆どでないようなギベオンも存在します。
    最近ですと海外のマーケティングでは構造のでないギベオンが安価で出回っております。
    そういったギベオンは未切断で販売されているので、一見すると構造が出るか出ないかわからないので買い手は知らずに購入してしまうことが多くあるようです。
    カットしない方にはあまり関係ないかもしれませんが、切らないにしてもやはり構造が出るタイプが所有したいと思うはずです。
    クラッシュ構造は再溶融によるものと言われておりますが、構造が殆どでないタイプに関しては何故でないのか私も詳しくはわかりません(わかる人がいたら教えてください)

2024年2月29日
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