化石コレクション3 アイノセラス・カムイ アイノセラス・パウチコスタータム

アイノセラス・カムイ アイノセラス・パウチコスタータム
(Ainoceras kamuy) (Ainoceras paucicostatum)




    時代中生代白亜紀後期(1億50万年前~6600万年前)
    産地北海道 平取町 上貫気別
    寸法個体別 57mm 54mm 46mm 37mm 
    重さ362g
    説明アイヌ語で神の名を持つ北海道アンモナイト。
    二種のアイノセラスが共存する貴重な密集標本。 全部で4体のクリーニングだけでおよそ160時間掛かったそうです。
    この個体は最長で住房部が1周の個体がありますが、なかには2周近い個体などもいるようで是非拝見したいものです。

    巻貝状の幼体時は底生で、成長後の平巻きから遊泳性に変化するとの説もあるそうです。
    その他にも密集で発見されることが多く、集団生活をしていたなどの説もあります。
    現在は産地の埋没などで採取が困難な種類です。

2024年2月29日
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